廣木涼のオフィシャルブログ

ヒーローウッドエンターテイメント代表取締役・廣木涼のオフィシャルブログ。

2016年05月

  夜は難波がいいような気がする。飲み屋街であるような印象を涼は持っていた。道頓堀もある。きっとウケもいいに違いない。そう思う涼の想像と、実際やってみた結果は、まるで違うものだった。   道頓堀には人が多い。パフォーマーにとって、相当に良い環境だと、 ...

  涼は大阪に来ていた。駅付近を散策し、どこかいい場所がないかと調査する。と、そうしていると、スーツ姿ーー上着は脱いでいたがーーの男性から声がかかった。 「あの。いまお仕事に関するアンケートを取っているのですが」   取り急ぎの用事もなく、断る名目がひとつも ...

  涼が、郵便局で小銭を入金した際に通帳を確認すると、アマゾンからの入金があったことに気が付いた。 「何だろう」   何かの注文キャンセルの返金だろうか。そう頭を巡らせ、 「ああ。Kindleの売り上げか」 と気付く。僅かな金額ではあるが、自費出版の紙の書籍が100冊売 ...

  誕生日ではあるが、あまり良いことはない。しかし、悪いことならばある。   今日、涼が演じていると、市役所員がやって来た。 「先日、条例改正で、那覇市のすべての路上での演技を禁止することになりました。ただいま、その取り締まりを強化しています」 と、市役所員は ...

  昨年の誕生日に開設してから、このブログも1周年を迎え、と同時に、涼も39歳を迎えた。   涼は過去のブログを振り返る。プロマジシャンデビューをする夢と、小説家デビューする夢が、このブログを始めたきっかけだった。   それから1年を経て、涼は今、一つの形として、 ...

  調子がいいときほど、こういうことがあるのを忘れていた。 「ここでやっちゃダメだよ」 という注意である。人が集まらないと、誰も注意をしたりしないのだが、人だかりが多いと、わりとすぐに注意されることになる。初日であるにもかかわらず、涼は早くも2件の注意を受け ...

  那覇の国際通りには修学旅行生が多い。涼の観客も、兵庫からであったり、横浜からであったり、8割方、中高生の修学旅行客だった。未成年ばかりであったので、あまりチップが弾まないのかと思うと、実はそうでもなかった。旅行中は財布の紐が緩いのか、いい思い出を強く印 ...

  沖縄は暑かった。強い日差しに汗が噴き出す。しかし、乾くのも速いので、途中からは、汗をかいてもかいても、服の状態は変わらなくなった。   涼は「camcam沖縄」という宿に泊まった。ゲストハウスというか、ユースホステルというか、ドミトリーというか。 「バッパーっ ...

  涼は福岡空港へとやって来た。沖縄へのフライトのためだ。つい最近シドニーから帰ってきたこともあり、頻繁に来ている印象がある。 「お手荷物お預けなさいますか?1点につき2880円です」 「2880円!?」   手荷物預かり所の係員に言われて、涼は心の中で叫び声を上げた ...

 面倒だと先延ばしにしていた名刺の発注をやっと行った。両面印刷に対応していると言いつつも、どのサイトも中途半端に涼の希望を叶えてくれないのだ。「最初から電話をすればよかった」 名刺業者が1社しかなければ、はじめから電話をするのだが、検索に山ほどヒットするの ...

 昨日はじめて売れた著書が製本第1版。それから少しレイアウトを訂正して作成した第2版は、訂正した部分が災いして、むしろ読みにくくなった感もあり、涼は第3版を入稿して製本の依頼をした。1冊でも製本できるのが、ありがたいところである。「3度目の正直!」 とにかく、 ...

「お買い上げありがとうございます!」   涼は、驚き気味に頭を下げた。垂れ幕で宣伝してはいるが、紙のほうの書籍を買ってくれるとは思っていなかった。 「紙のほうは2000円なので、500円の電子版のほうがお安いですよ」 と、商売っ気もなく涼は言ったのだが、 「Kindleは ...

  涼は好んでアンビシャスカードを演じるのだが、演じていなくても、わりとよくリクエストされる。 「テレビでよくある、指を鳴らすとカードが上がってくるやつできますか?」   考えてみれば、他のマジックをリクエストされたことはほとんどないしーー「友達がやってたこ ...

  テーブルを新調したからかどうなのか、今日のパフォーマンスは上々だ。   今日の太宰府は中高年のツアー客が多く、1回あたりのチップ額が大きい。   テーブル新調のついでに、垂れ幕の文言も変えた。著書の宣伝も加えた。   すると、嬉し ...

  2度目であるのに苦労が多かったが、マジック用テーブルがやっと完成した。   左が旧式、右が新式だ。とは言え、特に大きな違いはない。頑丈さは随分と違うのだが。   旧式で、倒れたときによく脚が折れそうになっていた ...

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