涼は、ここのところ通勤電車内で読んでいたトランプ殺人事件を読み終えた。 トランプ殺人事件 (講談社文庫) [文庫] 竹本 健治 2017-04-14 ...
2017年09月
マジシャンに対する観客の認識は
先月も今月も、仕事はうまくいっていて、マジシャン業は勤務時間が短いわりに手取りが多く、若かりし頃のサラリーマン時代を思い浮かべながら、 「もう勤め人には戻れないなぁ」 と涼は思ったりしている。転職したことも、それなりに正解だったと思っているわけだ。目標に ...
トランプ殺人事件
『〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件』を読み終えた涼は、引き続き、買い置きしていた『トランプ殺人事件』を読み始めた。 しかし、この作品は非常に読みにくかった。まだ4分の1ほどしか読み進めていないが、ここまで読む間に何度か読むのをやめ ...
ヘブンアーティスト審査を受けて
体調は悪くなかった。天気も良かった。演目は、毎日30回を演じている、得意中の得意の鉄板ネタだった。上手くいかない要素はひとつもない。……そう思うのは大きな間違いだった。 演目後、涼はうなだれるしかなかった。不本意な形で終幕を迎え、忸怩たる思いを嚙み締めさ ...
ヘブンアーティスト当日
週明けには台風が来るかもしれないと言われてはいるが、この日は晴天。暑くなりそうである。 涼は今、都電荒川線の車中にいた。ヘブンアーティストの2次審査に向かっているところだ。 会場は屋外なので、汗だくで演目をこなすことになるだろう。 コンディション ...
タイトル当て読了
涼はタイトル当ての推理小説『○○○○○○○○殺人事件』を読み終えた。 涼は仕事場に行くまでの電車の中でブログを書くことが多いが、最近ブログの更新が少なかったのは、その間に読書をしていたという理由であり、読み進めるのがなかなかに楽しい小説であった。 半分 ...
ヘブンアーティスト2次審査
東京都にはヘブンアーティストという大道芸協会があるが、これに涼が申し込みをしたのは6月末のことである。ヘブンアーティストのホームページによると(http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/heavenartist/)、今年も284組の応募者があったようである。うち、63 ...
スポンジボールは買ったらまず洗うべし
最近の涼は、飲食客の多い店に入ることが多くなったので、とにかくたくさんの観客にマジックを演じられるように考え、ルーティンを短く短く切り詰めていつ。今では1テーブル3分で演じることもあり、演目のバリエーションは逆に少なくなっている。 そんなわけで、去年は ...