廣木涼です





自費出版っていくらかかるか知ってます?







な、なんと



200万円だそうです(((;゚д゚;)))








あれ?

驚いてるの僕だけ??(°◇°)?

知ってた?(°◇°)?







出版にもいろいろなスケールがあるので

記念に50冊刷るとか

同人サークルで売るのに100冊刷るとか

そのくらいのスケールだったら

5万円や10万円でもできそうなのですが

1000冊刷って書店に並べてもらおうと思うと

だいたい200万円からなのだそうです








1社だけしか見積もり出さなかったら

それが適切価格かどうかの相場がわからないので

3社ほどに見積もりをお願いしました







僕が見積もりをお願いしたのは

文芸社
幻冬舎
風詠社

の3社





どの出版社も

まずは原稿を見てみないと判断できない

というお話だったので

原稿を郵送しました









申し遅れましたが

わたくし廣木涼は

推理小説を書いております








話を戻しますと

今は3社からの見積もり待ちの状態なのですが

話ぶりからすると

200万円~250万円

といった印象です







細かい価格は

原稿を見終わってから

ということになるのだと思います







ちなみに

2社とも1000冊刷るための料金です

だから

1冊あたりの制作費は2000円となり

500円や1000円で売ってしまうと大赤字なんです







とはいえ

自費出版たるもの

赤字から入らないと

踏み込めない世界らしく・・・








じゃあ1冊3000円で売れば黒字が出そう

と一見思えるかもしれませんが

文芸社の場合は

印税は2%しかなく

書者には1冊60円しか入りません










1冊2000円で作って

1冊60円の収入になり

差し引きマイナス1940円です





しかも

3000円で無名著者の小説が売れようはずもなく

落とし所は1000円といったところなのでしょう








本当は500円ぐらいで出版できるのが望みなのですが

出版社との兼ね合いもあると思われ・・・






そんなこんなで

1000冊売り切れたら

印税収入は2万円





200万円で出版して2万円収入があって

差し引きマイナス198万円なんです





非常に厳しい世の中







さて

1000冊売れれば

晴れて増刷される運びとなり

ここでやっと出版社が費用を出してくれるらしいです

印税もちょっと上がって4%







さらに増刷するぐらい売れれば

印税は8%にアップ






これでやっと

1000冊あたりの収入が8万円




1万冊だと80万円




3万冊だと240万円





ここでやっと初期投資回収です





これが

僕が3万部を目標にしている数字的根拠です








文芸社の出版条件は非常に厳しいものですが

担当者の方はとても親切で

懇切丁寧に出版業界や文芸社のことを教えていただきました





おかげで業界の厳しさを実感しているわけですが





厳しい業界ではありますが

しかし多くの人に作品を読んでほしい気持ちを原動力に

頑張っていきたいと思います











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