新年を迎えると、いきなり小春日和だった。暖かい春の天気にも思えるし、涼しい夏の天気にも思える。
涼が元日に向かったのは、やはり太宰府天満宮だった。
お参りと仕事場が同じだというのは、ある意味ありがたい。
涼が福岡で仕事ができているのは、ひとえに太宰府天満宮への参拝客が多いからに他ならない。
「日頃の感謝をしなければ」
涼は、賽銭箱の前で財布を開く。
「よし!これを入れよう!」

涼は思い切って、掴んだお札を投げ入れた。
二礼。二拍手。一礼。
「今年もよろしく……」
言おうとして、涼は口ごもる。
「違うなぁ」
ついつい『お金を入れたのだから、その代わり、よろしくしてね』というような心境になってしまう。
「そうではなくて」
去年、参拝の観光客にたくさんチップ入れてもらえたので、感謝の気持ちとして、ということでなければならない。
未来に見返りを求めることはできない。過去への感謝の気持ちとしての賽銭。
「いつもありがとうございます」
涼は心の中で、感謝の言葉を述べた。
その後、いつもの福太郎前で涼はパフォーマンスを演じた。大賑わいで大忙しの日となった。
「早速、ご利益があったかな」
「そうではなくて」
去年、参拝の観光客にたくさんチップ入れてもらえたので、感謝の気持ちとして、ということでなければならない。
未来に見返りを求めることはできない。過去への感謝の気持ちとしての賽銭。
「いつもありがとうございます」
涼は心の中で、感謝の言葉を述べた。
その後、いつもの福太郎前で涼はパフォーマンスを演じた。大賑わいで大忙しの日となった。
「早速、ご利益があったかな」



コメント
コメント一覧 (8)
あけましておめでとうございます。
ストリートやってますよ。
その場合は1000円札を使います(笑)
そうなんですよね、あのマジックなさる時って皆さん千円札➡一万円札なんですよね。
5000円札だと、元手がかかる上に、増額幅が小さいということになりますので。誰も得しないです(笑)
感謝の気持ち大事ですね!
今年こそはお会いしたいです!
あけましておめでとうございます!
また東京にも行きますので、ぜひ見に来てください(^o^)