今日、涼は太宰府にパフォーマンスに出かけた。天気は最高に良かったが、観光客はそれに比例しなかったのが残念だった。しかし、そういう日に限って、涼の著書が売れたりするのだから、世の中何があるかわからないところだ。
  そろそろ2冊目を出す算段も出来つつある頃、1冊目の著書が売れたのである。
「このタイミングで??」
と売る本人も思うほど、何事もタイミングは掴めないものだった。
  とはいえ、売れるようにテーブルに張り紙をしてもいるわけだから、その効果であるわけであるし、日頃の行いが、今日実を結んだと思えば、もちろん嬉しいことである。


 
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