最初は不満を漏らしていた都電荒川線は、今となっては涼には必要不可欠な交通手段となっている。
駅が小さいことも、裏を返せば列車に乗るまでの時間が短いことになるし、速度が遅い問題は、意外にも車内で汗が引くのにちょうど良い時間を稼いでくれる。
昨年、涼は亀有に住んでいたのだが、そのときは駅まで徒歩15分ほどあり、衣装であるスーツを着て出かけてしまうと、電車に乗る段階では汗だくになっていたので、私服で出かけて、出先で着替えるようにしていた。それが今回は、スーツのまま通勤できるというのだから、とてもありがたいことだった。
自宅から徒歩2分で電車内に入ることができ、その後はほとんど外を歩くことなく職場に行くことができている。涼はここ数日で、渋谷、恵比寿、新橋と、3箇所ほどの現場を巡ったが、いずれもドア・トゥー・ドアで1時間以内に現場入りすることができた。
そして今日もまた、ドア・トゥー・ドア1時間で、サルバトーレ豊洲店と五臓六腑・豊洲店に入ろうとしている。
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